ジョージの命日の過ごし方

日付上の命日は29日だけど、時差のある日本でジョージがこの世を去ったのを知ったのは17年前の30日の夕方。毎年この2日間は仕事などしないでジョージの音楽を聴きまくり、映像を観まくり、ギターを弾きまくりながら過ごす……のが理想だが。マテリアル・ワールドでの暮らしに追われている現状、命日は部屋で作業をしながらジョージ関連曲だけを集めたプレイリストを一日中かけて過ごすのが近年の習わしである。 (追記) もとの記事では3年前の命日に録音した自分の演奏をここに載せていたけど、消しました。載せるときも少し迷ったけど、あとからも色々と気になって気持ちがすっきりせず。たいへん失礼しました。上の写真は、命日の夜に観たコンサート・フォー・ジョージの映像のとてもじーんと来るシーン。ジョージが敬愛していたという、ビートルズ以前から活躍していたジョー・ブラウンという歌手がウクレレを弾きながら歌う「I'll See You In My Dreams」、ほんとにいい曲、いい演奏で、自分もこれが弾けるようになりたいと前から思っていた。来年の命日までにウクレレもっと練習しとこう。

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Awaiting On You All

今週はジョージ週間なのでジョージのことを多めに考えている。あさってが命日。 人間が集団になると派閥に分かれるものだけど自分はそれが本当に嫌いで。同じ対象が好きなファン同士で派閥争いやらマウンティングやらしているのを目にすると、気持ちがさーっと引いてしまう。そんなことなら他人は視界に入ってきてほしくない。自分にとって音楽は基本ひとりの世界で楽しむもの。では全ジ連は何なのかというと、派閥や集団というよりはジョージファンとしての自身の定義だと思っていて、それでこのブログでもひとり全ジ連記事を書いている。そもそも派閥に分かれるほどおいそれとは見つからないのがジョージファン。 Twitterで全ジ連をはじめに提唱されたのは、たしか4歳の頃に「ヘルプ!4人はアイドル」のビデオを見て、4人のアイドルの中でもジョージに惹かれてしまい、今に至るまでジョージ一筋という方。来日のときは全公演観たそうだし、亡くなった翌年のコンサート・フォー・ジョージもロンドンまで観に行ったとのこと、その他諸々の話を聞けば聞くほどに自分は到底かなわないと思う。コンサートに何回行ったとか、何円つぎ込んだとか、円盤を何枚持っているとか、そういう数字に自分は関心がない。たとえ一枚しかアルバムを持っていないとしても、そのアルバムを深く深く愛しているのなら本物。自分がかなわないと思ったのはそのジョージに対する一途な気持ちの深さと強さ。 では自分はどうなのかと来し方を振り返ってみると、ジョージはいつも自分のそばにいて、そこかしこで決…

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ジョージのイーシャー・デモ版「Sour Milk Sea」

ホワイトアルバム50周年盤で公式に発表されたビートルズのイーシャー・デモ。イーシャー(Esher)は当時のジョージ宅があった地名で、邸宅の名前はKinfauns。この邸宅のペインティングを楽しむジョージとパティの写真が載った写真集を持っている。 ジョージ、ほんとに楽しそう。ガーデニング同様、DIYも大好きだったんだろうな。外壁いっぱいに広がるサイケなペイントはシーモン&マーレイケによるもの。 イーシャー・デモはそのKinfaunsの名前を冠したブート盤などでずっと前から聴くことはできたが、やっぱりデモだね、という音質でしかなかった。しかしそれは非公式のブートだったからで、「Anthology 3」で公式に発表された数曲を聴いたときは音質の良さにぶっ飛んだものだった。ジョージ、自宅にちゃんとプロ仕様の4トラックレコーダーを備えていたのだ。イーシャー・デモ全27曲中、そのジョージの曲はわずか5曲、しかも最終的にホワイトアルバムに入ったのは2曲だけ。それでもバンドのために自宅と機材を気前よく提供したジョージ。ホワイトアルバムの時期にはバンドはすでにバラバラ、レコーディングの雰囲気は最悪、というのが定説だったけど、イーシャー・デモでのビートルズがいい感じにリラックスしたムードで聴いていて楽しいのは、直前のインド瞑想旅行で思う存分やりたいことができて、大きな手応えをつかんだであろうジョージの満足感がKinfaunsに溢れていて、バンドを気持ちよく迎え入れたのだろう、きっと。全ジ連的にはそ…

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