試し試されて生きるのさ

大学で期末試験を受ける夢を今でも定期的に見る。二晩連続で見てしまったのでこの記事を書いている。講義にほとんど出席しなかった科目でまったく準備もせずに試験本番を迎え、何もわからない、どうしよう、となるパターンが多い。大学時代に真面目に学業に励まなかった報いである。今回立て続けに見た夢、第1話は一応ちゃんと試験を受けていたのでまだ良い方だったが、昨晩の第2話は試験があることすら知らず、ふらりと教室に入ってみたら試験の真っ最中だった。何も準備していないどころか筆記用具すら持っていない。しかも残り時間が10分しかない。とりあえず空いている席に座ろうとしたら、学生のひとりが黙って試験の問題用紙を差し出してくれた。そこには回答が書き込んであって、これを丸写しして急場をしのげという心遣いだった。何という親切なお人だろう。でも自分は、いいよ、大丈夫だから、と受け取らなかった。出席すらろくにしていなかった科目、試験問題に答えられなくても自業自得である。そんな憐れみをほいほい受けて、ズルして乗り切る気にどうしてもなれなかった。夢なんだからつまらぬプライドなど捨てて適当にやっとけばいいのにと思うが、そうこうしているうちに目が覚めた。ああ夢だった、夢で良かった、とホッとするところまでがセットである。 昨晩寝る前に聴いていたCD。めそめそ泣くのはやめろ、プライドなんて飲み込んでしまえ。死にはしないさ、毒じゃないんだから。 大人になっても、日々、何かしらの試験を受けている、試し試されている、そんな気がいつもし…

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