ジョージのストリングスの曲げ方

ジョージの命日はあさって11月29日。日本時間では30日の早朝。今朝は、去年の命日に音楽サイトuDiscoverに出た追悼記事を読んで、口々に語られるジョージの慈愛あふれる人間像にあらためてしみじみしていた。 ジョージ・ハリスンの家族や友人、ロックスターらが振り返るジョージについての19のコメント この中に出てくるエリック・クラプトンのコメントに、「彼のストリングスの曲げ方も気に入ってたよ」という表現があって、ここはちょっと「?」と引っかかるところである。ギターをやっていないと意味がわからない表現だけど、この「ストリングスを曲げる」というのは、ギターの弦をフレット間で押さえながら曲げることで音を変化させる、いわゆるチョーキング奏法のことだと思う。英語ではチョーキングでなくベンディングと言われることが多いようで、おそらくクラプトンが「弦をベンドする」と言ったのを「ストリングスを曲げる」と訳したのだろう。ギターはフレット楽器なので基本的にはピアノと同じように半音刻みの音階が出るのだが、チョーキングを使うと段階のない滑らかな音の動き、ポルタメント効果が出せる。いわゆる「泣き」のブルースギターには必須のテクニック。クラプトンはもちろん、この奏法の達人である。クリームのライブビデオに入っていた、クラプトンによるギターレッスンみたいなインタビュー映像、ブルースロックギターを躍起になって練習していた頃は繰り返し見たものだった。以下の動画である。2:30あたりからビブラートをかけたチョーキング奏法をち…

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