All Those Years Ago

とくに年末だからといって今年を振り返る的な記事は書かないけど、今年嬉しかったひとつの出来事を年内に書き残しておきたい。それは西友でジョージの「過ぎ去りし日々」がかかったこと。自分が西友BGMの選曲に注目し始めたのは2015年の初頭ぐらいだと思うけど、全ジ連としてジョージの曲がかかるのをずっと心待ちにしていた。デヴィッド・ボウイ、XTC、マシュー・スウィート、TFC、レモンヘッズ、その他諸々、西友の店内BGMで全俺が泣いたこと数知れず。そのすばらしい選曲にジョージの曲が入っていてもまったく違和感はなかったのである。必ずいつかジョージが来ると確信していた。そのうちジョンもポールもかかったけど、ジョージの出番はなかなか訪れず。2015年からかれこれ3年待って、今年の春にようやく実現したのである。BGMプレイリストに「All Those Years Ago」が入っているのを見付けたときは心から嬉しかった。しかも、ダークホース期からの選曲というのがほんとに期待どおりで最高だった。もちろん、店内で鳴り響くジョージを聴きにいつもより多めに西友に足を運び、いつもより多めに買い物をした。

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なぜ西友BGMでジョージ曲がかかるのをそんなに待望していたかというと、西友という場には年齢、地域、趣味嗜好を問わずあらゆる人々が集まって、買い物という日常のひとときを過ごす場だから。自分がいま住んでいるのは信州の小さな市で、西友の店内では近所の顔見知りにたびたび出くわしたりする。そういう地域密着の日常的な場で、ふだん音楽を聴かない人たちにジョージの慈愛が降り注ぐのは素敵なことだと思った。前にも紹介した下記まとめによると、Inter FMの「-世界音旅- PLAYLIST」という番組のスタッフが選曲を担当されていたらしい。

音楽好きは気付いてる?! 西友/Livin/サニーのBGMまとめ

ジョージがかかった少し後、今年の夏にInter FMによる選曲は終わってしまって、プレイリストも公開されなくなった。残念だけど、いつも素敵な選曲で楽しませてくれて、そして終了する前にジョージをかけてくれて、ほんとにありがとうございました。

「過ぎ去りし日々」という曲自体の良さは今さら自分が言うまでもないけど、改めて歌詞を読んで、兄貴分ジョンに対する弟分ジョージの敬愛が率直に表現された歌詞にしみじみ胸を打たれるなどした。愛こそはすべて、とあなたが言ったとき、あなたは真理への道を指し示したのだ。良いことも悪いこともあったが、いつでもあなたを尊敬していた。壁際まで追い詰められながら、あなたはすべてをイマジンしていたのだ、もう何年も前から……素直に文字どおり、尊敬してたんだなあ、という歌詞。曲そのものは元々リンゴに歌わせようとしていたもので、からっと明るい。追悼曲とはいっても湿っぽくも重々しくもならないところがまたジョージらしくて、そういうところが昔から好きだった。

このブログを立ち上げられたのも今年の良かったこと。ブログというか、まだまだ生存してますよログとして死ぬまで続けられたらいいと思う。何年も経った後でこの最初期の記事をふと読み返して、書いてるお前こそAll Those Years Agoだろう、しかし西友でジョージかかったときは嬉しかったよな、と思い出すときがあるかもしれないと考える2018年の暮れ。

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「Somewhere In England」アナログ内袋より、鍼治療中?のジョージ。ちょっと怖い