The Bird and The Beeについて調べてみたらすごかった、そして西友BGMはまだ生きていた

近ごろ、The Bird and The Beeというポップ・ユニットの「Ray Gun」という曲がとても気に入ってしまったのは、こないだ記事にした。これが入ったアルバム「Ray Guns Are Not Just the Future」もほとんど全曲好きになってしまって、もう毎日聴いている。そこまでくると、彼らの実体に関する情報も知らないわけにはいかなくなって、ちょっと調べた。とても魅力的な声のシンガー、イナラ・ジョージは、ローウェル・ジョージの実の娘さんなのだという。もちろんイナラが幼いうちに父ローウェルは亡くなってしまったわけだが。名付け親がジャクソン・ブラウンだったり、ヴァン・ダイク・パークスとアルバムを作っていたりと、意外とクラシックロックな名前がずらずら出てくる。自分はこの人の声のかすれ具合からゾンビーズのコリン・ブランストーンをちょっと感じる。聴いていてとても気持ちいい声。

そのイナラとコンビで音楽を作っているのは、グレッグ・カースティン。情報に疎いので知らなかったけど、この人、当代の売れっ子プロデューサーであった。ベックの「Colors」やフー・ファイターズの新作をプロデュースしたばかりか、ポールの最新作「Egypt Station」までこの人がプロデュース!ポールとアイディアを出し合いながら「Egypt Station」を制作した様子をグレッグが語るインタビュー記事もあった。

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ベックとポールの新作は気に入っていた。グレッグ・カースティンの作った音を自分はすでにけっこう耳にしていたのだ。この記事によると、グレッグがフー・ファイターズのプロデュースを担当したのは、デイヴ・グロールがThe Bird and The Beeをいたく気に入っていたからだとか。自分が何気なく聴いて耳を奪われたThe Bird and The Bee、音楽以外のことは今の今まで何も知らなかったけど、実体を調べてみるとかなりすごかった。それにしても、ポールと直接つながったのには驚いた。……でも、やはり色々情報を入れる前に、真っさらな状態で音楽だけを脳内にインプットする期間を作っておいたのは正解だった。情報が入ると耳にバイアスがかかってくるのだ。

そして、その彼らの「Diamond Dave」がかかったのである、さっき西友で。例によって何気なく買い物に寄った近所の西友で、入店したらいきなり。もう鳥肌が立ってしまった。西友、何で自分のたった今のお気に入り音楽を知っている?プレイリストは公開されなくなったけど、かつてジョージやTFCをかけて感激させてくれた西友BGMは、現在もまだ自分とつながっているらしい。


なぜかダイアモンド・デイヴことデヴィッド・リー・ロスへの愛が切々と語られる歌