オダマキさんとはなかよしの友達になれるだろうか

今の時期に近所で盛んに見かける、特徴のある花。観賞用っぽく華やかだけど、道ばたで野生化しているものも多い。まず近所の家のそばで咲いていたピンクの花に興味を持って、調べてみて、オダマキという植物だと知ったのが昨年のこと。

オダマキ属 - Wikipedia

よく見かけるのは紫、青、ピンクの花。自分が一番好きな色は濃い紫。
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ピンクのオダマキ。こんな風に道ばたで咲いているのが多い。いまはツツジの綺麗な季節でもある。背後の電柱の下に咲いているピンクの小さい花はヒメフウロで、これも好き。
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花びらに見える広がった部分は、実際はがくだそうだ。本当の花びらは真ん中の筒状の部分。下の写真の花では白くてわかりやすい。
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花びらが華やかな八重の形をしているオダマキも今日はじめて見かけた。銀行の前に植わっていたもの。これは園芸屋さんで売っているのだろう。道ばたに普通に咲いてはいない。
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ニリンソウと同じキンポウゲ科で、たしかに葉の形に共通したものを感じる。全草が有毒、だそうである。有毒植物といえば、あの猛毒で有名なトリカブトも同じキンポウゲ科。ニリンソウの葉は山菜として食用になるが、同じ科でやはり葉の形が似ているトリカブトは猛毒。ニリンソウと間違えてトリカブトを食べてしまい、死亡してしまう事故が近年もたびたび起きているようだ。キンポウゲ科、なかなか恐ろしい。

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ニリンソウと仲間どうし一緒に咲いていたオダマキ

牧野富太郎博士は、「植物となかよしの友だちになるためには、まずその植物の名を知ることです」と言っている。オダマキさん、名前は知ったけど、まだなかよしの友だちになれた気がしない。名前を知っただけで友達面なんて図々しいのよ、と怒られている気がする。その華やかな姿と、名前の語感から、気位の高いお嬢さんみたいな印象を受けるのである。しかも有毒、ヘタすれば心臓麻痺。今年はこの記事のためにオダマキさんの写真をたくさん撮らせてもらった。これからも道ばたで観察を続けるので、お友達になってほしい。

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紫やピンク以外の変わった色のオダマキも、よく注意しているとたまに見かける