中村哲医師のことを知りたい

今日の夕方、アフガニスタンで銃撃を受けて亡くなった日本人の医師、中村哲さんのニュースを見て、動揺してしまった。それは自分が中村医師のことをよく知っていたから、ではない。それどころか、本当に恥ずかしいことだが、今まで知らなかった。今日のニュースではじめて、アフガニスタンでどんな活動をされてきた方なのか、本当に概略だけど知った。度重なる戦乱、そして干ばつで、ずたずたに傷ついたアフガニスタンを救うために必要なのは、武力ではなく、水と農業。そんな信念を貫いて長年にわたって活動されてきた方。こんな亡くなり方をしては絶対にいけないのに、どうしてこんなことが起きなければならなかったのか。居ても立ってもいられなくなり、情報を検索する。目に入ってくる、発言のひとつひとつの誠実さに心からうなずく。もっと知りたい。著書を読まなければ。初の自伝という2013年刊の「天、共に在り」を今すぐ手に入れたいが、Amazonではすでに品切れ。出版元のNHK出版のサイトには在庫があったので、何だかひどく焦りながら会員登録をして、無事に本を注文できた。

こんなどたばたを書くのも本当に恥ずかしいことだ。アフガニスタンについて関心がなくて、そのままで別にいいのなら、知らなくてもしょうがない。知らないこと自体が恥ずかしいのではない。自分も色々なことに無知・無関心である。でも、お前はアフガニスタンについて無関心なのか、無知のままでいいのか、と問われれば、自分は絶対に否である。911テロの後にアフガニスタンに対する武力攻撃が始まったときは、本当にひどい間違いだと心を痛めた。このブログに「Uberタクシーの運転手がアフガニスタン人だった」という記事を書いたこともある。あの運転手が言っていた、日本がアフガニスタンにたくさん支援をしてくれている、だから日本人が好きだ、という話は、まさに中村医師のことだったかもしれないのだ。あのときろくな受け答えもできず、もやもやした気分のまま、今日になって銃撃のニュースで中村医師のことをはじめて知り、動揺してしまった自分は、とても怠慢な間抜けである。この愚か者、と頬を打たれた気分になった。ほんとに遅すぎるけど、今からでも中村医師のことを知りたいのだ。